日本人が生の魚を食べるのは、いくつかの健康上の利点があるからです。 魚にはオメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、非常に健康的です。 しかし、調理すると、この健康に良いオメガ3脂肪酸のほとんどが失われてしまいます。 日本人が生魚を食べるもうひとつの理由は、日本が島国であり、海や淡水での漁の歴史が深いからです。
なぜ魚を食べないといけないのか?
月に1回以上魚を食べる人に“魚を食べる理由”を尋ねたところ、「美味しいから」が82.1%で圧倒的だった。 次いで「健康に良いから」53.4%、「魚が好きだから」50.5%、「お米・日本食に合うから」47.8%、「DHAなど、魚に多く含まれる栄養分を撮るため」33.3%と続いた。
刺身 好き なぜ?
日本人がお刺身を好んで食べる理由について、日本は資源に乏しい国家であるために「日本人は強烈な環境保護意識を有している」と説明。 それゆえに自然を尊びたいという意識が、資源を一切使わずに魚を食する習慣を生み出したと考察。
なぜ魚を食べるのか?
魚含まれる脂質は、DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸です。 血液中の中性脂肪やコレステロールを低下させる作用があり、動脈硬化予防に役立ちます。 (動脈硬化が原因の病気には、心筋梗塞や脳卒中などがあります。)
魚を食べるとどうなるのか?
週に1~2回魚を食べることは、脳卒中、うつ病、アルツハイマー病、他の慢性疾患のリスクを減少する可能性も指摘されている。 日本でも、「魚を多く食べる男性ほど、糖尿病の発症リスクは低下する」ことが、国立がん研究センター、国立国際医療研究センターなどが実施している多目的コホート研究(JPHC研究)で明らかになっている。