初夢に見ると縁起がいいと言われているものに「一富士(いちふじ)、二鷹(にたか)、三茄子(さんなすび)」があります。 なぜこの3つが選ばれたかというと、「江戸時代の将軍徳川家康が富士山、鷹狩り、初物のなすが好きだったから」、「江戸時代の駿河(するが)の国(今の静岡県)での、高いものの順番。
初夢の由来は?
日本の文献に「初夢」の文字が初めて現れるのは、鎌倉時代、西行法師の歌を集めた「山家集」であるといわれています。 その歌は「年くれぬ 春くべしとは 思い寝に まさしく見えて かなう初夢」というもの。 一年が終わり、春が来て欲しいと思って寝たら、まさしく春になっていたので、初夢がかなったという意味のようです。
さんなすびの意味は?
(一) 駿 する 河 が の名物を順に挙げたもの、(二)駿河の国で高いものを順に挙げたもので、一に富士、二に足高山、三に初茄子の値段のこと、(三)富士は高大、鷹はつかみ取る、茄子は成すの意で、縁起のよい物を順に挙げた、など、駿河にかかわるものが目につきます。
茄子はなぜ?
しかし、最初は江戸での生産量が少なく値段も高かったため、なかなかなすは売れなかったそうです。 そこで江戸の商人が考えたアイディアが、なすを「縁起の良い野菜として売る」ことでした。 そこで、「なす」という音と縁起の良い「成す」という言葉を掛けて売り出したところ、これが大当たり!
鷹 なぜ縁起?
鷹はつかみ取る。 茄子は「成す(なす)」に通じて縁起が良いとされる説。 鷹は「高い」といった具合に語呂にかけているという説もありますね。 いずれの説も、天下をとった徳川家康が深く関わっているのは間違いないようです。
