その美味しさには、科学的根拠もある。 マグロの持つ脂は、舌につくと、酢飯の刺激や魚臭さ、赤身の鉄味などを和らげて調和し、滑らかな舌触りや柔らかな味わいを強調するという。 また、マグロの脂は不飽和脂肪酸。 融点が低く、舌の上で溶け、脳に快感物質の放出を促すのだ。
マグロ どこが美味しいのか?
食卓や料理店で広く食べられているマグロの中でも、もっとも脂のノリがよく、高級といわれているのが大トロ。 腹身の脂の多い部分を指す。 舌にのせた時点でとろけてなくなってしまうほど、濃厚でリッチな味わいだ。 一方、中トロ腹身と背身どちらにもあり、脂と赤身のバランスがちょうどいい部位だ。
マグロ 有名どころ?
そこで今回は、発売中の『サライ』12月号の「極上まぐろを求めて港町へ」記事より、極上のまぐろを堪能できる3つの港町をご紹介しよう。■1:焼津・清水(静岡県)■2:戸井(北海道・函館)■3:那智勝浦(和歌山県)まぐろ好きなら巡礼したい!極上まぐろを満喫できる日本の3つの港町
マグロは日本でいつから食べられていたのか?
日本は古くから魚を食べる文化がありました。 その中でまぐろは、いつ頃から食べられていたかというと紀元前1万年以上前の縄文時代からと言われています。
なぜマグロ高い?
それは「一本釣り漁」や「はえ縄漁」と呼ばれる伝統的な漁法のことで、漁師の高い技術と手間がかかりますが、マグロの体に傷がつかず、船上で鮮度保持の処理も行えるため、高い品質のまま市場に並べることができるのです。 大型で高品質、おいしいマグロが新鮮な状態で手に入るのは、青森近海の環境と漁師さんの努力の賜物。