しかし、空気中の二酸化炭素がコンクリートの表面に接触すると、水酸化カルシウムと化学反応を起こして、水酸化カルシウムは中性の炭酸カルシウムと水へと変化し、コンクリートがアルカリ性を失う「中性化」が起こります。 27 февр. 2018 г.
中性化の原因は?
中性化の原因は、大気中の二酸化炭素(CO)です。 大気中の二酸化炭素がコンクリート内部に浸入することによって、コンクリートが中性に近付いていきます。 劣化因子が二酸化炭素ですので、大気に触れるコンクリートは全て中性化の可能性があることになりますね。
コンクリートの中性化 どうなる?
コンクリートの中性化は進行するとコンクリート内部の鉄筋が錆びて膨張し、コンクリートがひび割れや剥落を起こしてしまいます。 さらに、そのひび割れや剥落した箇所から雨水が浸入することで、内部の劣化が進行し、建物全体に広がってしまうという危険性もあり、見過ごしてはいけない劣化症状であると言えます。
コンクリートは何性?
セメントはpHが12~13と非常に強いアルカリ性です。 pHは7が中性で、最大のアルカリ性は14です。
なぜコンクリートはアルカリ性なのか?
コンクリートがアルカリ性を示すのはセメント内に含まれる鉱物が水と反応(水和反応)して水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が生成されるからです。 酸性とアルカリ性を示すphは0~14の数値で示されますからコンクリートはかなり強いアルカリを示していると言ってよさそうです。
