かぼちゃの別名には、南京(なんきん)、ぼうぶら、唐茄子(とうなす)、唐瓜(からうり)がある。 南京は、日本にもたらされる寄港地である中国の「南京」に由来する。
かぼちゃのことなんきん?
南京は中国の南京を経由してもたらされたことからこの名がついたようだ。 南瓜は中国でのかぼちゃの呼び名で南蛮渡来の瓜を意味することばである。 ちなみに南京は主に関西で使われることが多い。
なぜ冬至にかぼちゃを食べるのですか?
冬至にかぼちゃを食べる理由 冬至にかぼちゃを食べる風習ができたのは、江戸時代だと言われています。 今と違って野菜の保存が難しかった時代に、保存がしやすく栄養価が高いかぼちゃを食べて寒い冬を乗り切ろうという昔の人の知恵から、冬至にかぼちゃを食べる風習ができました。
冬至 かぼちゃ なぜ ん?
運が上昇する転機となる冬至の日には、「運」を呼ぶために「ん」のつくものを食べると良いと言われています。 また、「いろはにほへと」が「ん」で終わることから、「ん」には「一陽来復」の願いが込められているのです。 特に、「ん」が2個つくものは「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。
南瓜 なぜ南?
当初は「カボチャ瓜」と呼ばれたのが、いつしか「瓜」が省略されるようになったともいいます。 ではなぜ「南の瓜」と書くかといえば、カンボジアなど、中国から見て南側の地域で生産されていたから。