溶質の濃度が高い液体と濃度が低い液体が半透膜を隔てている場合、濃度の低い液体から濃度の高い液体へと自然に溶媒が移動し、濃度を同等に保とうとする。 この現象では溶媒が動くためにエネルギーが発生している。 このエネルギーを浸透圧といい、濃度の差を保つために必要な分の力が浸透圧の力量である。
浸透 なぜ起こる?
まず、青菜はもとより、あらゆる生物には細胞膜が存在し、そこには水の粒がちょうど通れるくらい小さなサイズの穴が開いています。 この細胞膜に食塩を振りかけると、細胞の外から中に入る水の粒よりも、中から外に出る水の粒の方が多くなります(浸透)。 そのため細胞の中の水はどんどん外に出ていき、細胞はしぼんでしまいます。
浸透圧 なぜ大事?
浸透圧は、体液の維持に重要な役割を果たしています。 発汗などでからだから水分が失われると、体液の浸透圧が上昇して抗利尿ホルモン(尿の量を減らすことで、体の浸透圧がさらに高くならないようにするホルモン)の分泌が刺激されます。 このため腎臓での水の再吸収が亢進し、体内の水分が保持されます。
浸透圧 塩 なぜ?
一方、野菜に塩をふると、表面についた水分に塩が溶け濃い塩水ができます。 これにより野菜の外側の塩分濃度が高くなるため、これを調整しようと浸透圧がはたらき、野菜の内側から外側へと水分がしみ出してきます。
細胞膜 半透性 なぜ?
多くの膜貫通タンパク質は、ちょうど弁の付いた管のようになっていて、特定のイオ ンや物質を選択的に通すことができる。 このタンパク質のおかげで、細胞膜は特定のイオ ンやブドウ糖などの必要な物質を通すことができるのである。 したがって細胞膜は、選択的透過性を示す半透膜ということができる。
