有機質肥料では、土壌中で分解されてから効果が現れるので、窒素の効き方が遅いのです。しかし、それがかえって窒素が過剰になるのを防いでいます。 窒素が少ないと作物 .
化学肥料をやればきめますか?
化学肥料をやればてきめんです。 なぜ、悲劇は起きたのか。 原因は干ばつです。 雨が降らなかったため、牧草を育てるのに施用した窒素肥料が、毛管現象で地表近くに濃縮されていました。
有機肥料と化学肥料の違いはありますか?
有機肥料は、土の中の微生物の働きで分解されることで、植物が吸収できる養分に変わるため、一般に即効性はありませんが、効果は長く続きます。 一方の化学肥料は、水に溶け込むことですぐに植物に吸収されるため、即効性が高い反面、特殊な加工を施した肥料を除き、効果が続く期間は短いのが特徴です。 有機肥料は土の中の微生物の餌になることから、微生物の種類が増えて農作物が育ちやすい土になることが期待されます。 微生物で分解されなかった有機物の一部は土に残り、団粒形成の促進に寄与します。
化学肥料の中で最も使用量が多いのは、窒素ですか?
化学肥料の中でも一番使用量が多いのが、窒素を補給する目的のものですが、化学肥料を過剰に与え、作物の中で消費しきれない窒素分は、「硝酸態窒素」という形で残留します。 この硝酸態窒素は肉などのタンパク質と食べ合わせた場合、ニトロソアミンという発ガン物質を生成することがわかっています。
窒素・リン酸・カリウムを同量含む肥料はありますか?
窒素・リン酸・カリウムをそれぞれ同量含むタイプ(たとえばすべて8 %)は、植付けをする前に土に施しておく元肥として使うのに便利です。 追肥には、窒素単肥、あるいは窒素とカリウムを含む化成肥料(NK化成)などがよく用いられます。