従来の土壌分析では分析できなかった「土根の生育環境」まで分析・診断ができます。 更に、作物をより良好な状態で生産し続ける土を作るには、「施肥設計」が不可欠です。
基肥はどのように肥料を使いますか?
「基肥(きひ)」や「原肥(げんぴ)」とも呼ばれます。 植物の発育を止めないために施すので、効果がすぐに現れない肥料を使います。 有機質肥料や緩効性化成肥料、遅効性肥料がよく利用されますよ。
施肥の代かき作業はありますか?
施肥はできるだけ田植え(播種)直前にするというのが原則です。 ●代かき作業は、田植えや湛水直播作業の前に耕起した水田に水を入れて行う砕土均平作業です。 ●通常、一回目の代かき作業は「荒代かき」と称し、砕土を目的に行います。
野菜を肥料として施す必要がありますか?
しかし、チッソ(N)、リン酸 (P)、カリ(K)などは野菜が多量に必要とする養分のため、自然の土の中にある量では不足するので、肥料として施す必要があります。 また、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)も前記の3要素と同程度に吸収するので、必須要素として、少なくとも5要素を肥料として施します。
元肥の使用方法はどれですか?
元肥にするときは、タネまきや植え付けの一週間くらい前には施すようにします。 1種類の成分しか含まない単肥(たんぴ)と、2~3要素を含む複合肥料があります。 各成分の含有量は一定ではありませんが、3要素が同量含まれるものが、使用上は便利です。