大量の無機砒素を一度に摂取すると、嘔吐、下痢、腹痛、血圧低下などが起こり、ひどいときは死に至ります。 これを急性砒素中毒と呼びます。 微量の無期砒素を長期にわたって摂取すると、慢性砒素中毒にかかります。
ヒ素どのくらいで死ぬ?
一般的に三酸化ヒ素の致死量は成人でおおよそ300mgです。 重症者では200mg以上のヒ素摂取者が確認され、一方、軽症者では20−30mgのヒ素摂取量でした。 急性ヒ素中毒患者のヒ素摂取量は中央値にて比較すると、小児(64.6mg)と成人(76.0mg)では統計学的に有意差がありませんでした。
どうしてヒ素で死ぬのか?
ヒ素中毒(ヒそちゅうどく)とは、ヒ素の生体毒性によって生じる病態であり、症状は多岐にわたるが、重篤な場合は重要な代謝酵素が阻害され多臓器不全を生じることなどにより死に至る。 主に阻害されるのはリポ酸を補酵素として用いる酵素で、ピルビン酸脱水素酵素やαケトグルタル酸脱水素酵素などである。
ヒ素 何に使われている?
ヒ素及びその化合物の主な用途は、わが国では液晶用ガラス原料、化合物半導体・シリコン半 導体材料、木材防腐剤、ヒ酸塩(特にヒ酸石灰、ヒ酸鉛)原料、医薬品原料、その他染料の原料 などが挙げられる。
