和三盆糖は、「竹糖(ちくとう)」と呼ばれるサトウキビを原材料に徳島県、香川県の一部で生産される、日本独特の砂糖で、さらりとした口どけと上品な風味が特徴です。
和三盆 いつから?
和三盆は江戸時代、8代将軍徳川吉宗が糖業を奨励する中から生まれました。 享保の改革における特産物創生と財源確保を目的として、高松藩第5代藩主の松平頼恭が製糖を平賀源内に命じ、そののち向山周慶によって完成された産品です。
和三盆 何からできる?
ふつうの砂糖がサトウキビから作られるのに対して、和三盆は、サトウキビのなかの〝竹糖(ちくとう)〟 という品種が使われます。 竹糖は、ほとんど香川県や徳島県の一部でしか栽培されていない品種です。
お三盆って何?
和三盆(わさんぼん)は、主に香川県や徳島県などの四国東部で伝統的に生産されている砂糖の一種である。 和三盆糖ともいう。 和菓子などによく使用されることから、その産地として京都府などのイメージを持たれることも多いが、生産される和三盆糖のほぼすべてが香川県や徳島県で造られたものである。