製鉄の副原料「石灰石」がルーツ 鉄を還元する際には、鉄鉱石に含まれるシリカやアルミナ(Al2O3)などの鉄以外の成分を取り除く必要があります。 石灰石を加えるとそれらの成分と溶融し融点が下がるため、鉄と分離・回収しやすくなり、この回収物が鉄鋼スラグとなります。
石灰石は何に使うのか?
石灰は製鋼用のほか、様々な化学工業の原料、土木建築、公害防止(排煙脱硫、廃液中和)や農業(肥料、農薬)、食品製造などに広く使われています。
石灰は何になる?
石灰安定処理は道路や宅地造成、鉄道、空港、建物の基礎工事、また建設残土の処理や再利用など広い範囲に使われています。 道路にアスファルトを舗装する場合、骨剤(砂利、砂)の他に耐久性を高めるために炭カル(石灰石の微粉末)を混合します。 伝統的な日本家屋の白壁に使う漆喰の原材料も「石灰」です。
コークス なぜ必要?
製鉄用コークスの役割は高炉の中を高温にする他に、鉄鉱石に含まれる酸素を取り除く還元材としての役割、高炉の中の通気性を確保するスペーサーとしての役割があります。 コークスは強い鉄を大量生産するために、欠かせない存在になっています。
石灰を燃やすとどうなる?
石灰石を900℃~1100℃程度に熱すると分解し、二酸化炭素と生石灰となります。
