循環器最新情報 日本心臓財団は医療に携わる皆様に実地診療に. 診療のヒント100 メッセージはひとつだけ. 心不全 Question 15. 高カリウム血症を認めた .
心不全 高カリウム なぜ?
腎臓の機能が低下すると、体内に入った塩(ナトリウム)やカリウムの排泄が不十分になります。 排泄できる量より多く摂取してしまうと、塩分は水分と一緒になって体液過剰になり、カリウムの濃度が上がる高カリウム血症になります。 体液過剰はむくみや高血圧などをもたらし、進行するとうっ血性心不全や肺水腫になることもあります。
高カリウム なぜ危険?
カリウムは、細胞、神経、筋肉が正常に機能するのに必要な物質です。 血液中のカリウム濃度は、狭い範囲内に維持する必要があります。 血液中のカリウム濃度が高すぎたり(高カリウム血症)、低すぎたり(低カリウム血症)すると、不整脈や心停止などの重大な結果を招くことがありま... さらに読む も参照のこと。)
カリウム 心臓病 なぜ?
腎臓の働きが低下するとカリウム制限が取り上げられますが、カリウム自体が腎臓に悪影響を及ぼすわけではありません。 腎臓に障害があると、カリウムを十分に尿に排泄することができずに、体内に蓄積してしまいます。 血中のカリウム濃度が上がってしまうと危険な不整脈が起きたり心臓が止まって突然死することもあります。
カリウムが高い 心停止 なぜ?
高カリウム血症では、心筋の興奮性が低下し、心停止に至るリスクがあります。 その理由は「ナトリウムが細胞内に入りづらくなる」からです。 カリウムの異常でなぜナトリウムが?と思われるかもしれませんが、カリウムは細胞内に多い電解質で、常に細胞内から細胞外に移動し、細胞内の電位を下げる働きをしています。
