肥満細胞は、もともと循環血中から組織に移動した好塩基球に由来すると考えられていましたが、その後、他とは異なる系統として認められています。 未成熟な肥満前駆細胞は、顆粒球/単球前駆細胞集団に派生して骨髄から放出され、組織に常在する細胞としてその発生を完了します。
肥満細胞 何を産生?
肥満細胞は、アレルギー反応や胃酸の分泌に関与する物質であるヒスタミンを産生します。 この病気では肥満細胞の数が増えるためヒスタミンの量も増加します。 ヒスタミンは消化器の異常など、多くの症状を引き起こす可能性があります。
肥満細胞から放出されるのはどれか?
肥満細胞の中にはヒスタミンをはじめとした各種化学伝達物質(ケミカルメディエーター)があり、細胞表面に結合したIgEに抗原が結合しその架橋が成立すると、それがトリガーとなって細胞膜酵素の活性化がうながされ、結果的に内容物である特異顆粒、すなわちヒスタミンなどが放出される(脱顆粒)。
マスト細胞 何する?
マスト細胞は、アレルギー反応を引き起こすIgE抗体注2)の受容体であるFcεRIを発現しており、抗原とIgE抗体が結合すると、細胞内の分泌顆粒注3)が細胞表面へ輸送され、顆粒の中に含まれるヒスタミンなどの化学物質が放出されます。
肥満細胞 何?
肥満細胞〈マスト細胞〉(ひまんさいぼう、mast cell)とは、骨髄系細胞由来の細胞であり、末梢血の顆粒球の一種である好塩基球に類似した性質を持つ、免疫細胞の一種である。 肥満細胞の顆粒内には、ヒスタミン、ロイコトリエン、血症板活性化因子、セロトニン、ヘパリンなどのケミカルメディエーターと呼ばれる物質が含まれている。
