エキノコックス症は、エキノコックス(Echinococcus spp.) と呼ばれる寄生虫による疾患です。 国内では、毎年17~27名*がエキノコックス症患者として報告されています。 死亡に至る例もあり、毎年数名が(平成22年:3名、平成23年:4名、平成24年:4名)亡くなっています。
エキノコックス症とは何ですか?
エキノコックス症ってなに? エキノコックス症とは、エキノコックスに寄生されることで生じる感染症です。 上でも説明したように、エキノコックスは寄生虫の一種です。 別名は 包虫 といい、全世界に広く分布しています。
なぜエキノコックスは本州に生息しているのですか?
それはB君自身の健康への不安だけではなく、エキノコックスが本州に生息域を拡大する不安です。 従来、エキノコックスは北海道でしか定着していないとされていましたが、少数ながら本州での感染事例が報告されています。 2005年には当埼玉県内の野犬からエキノコックス虫卵が検出されたくらいです。 本州でエキノコックスが見つかる、原因は余りに明白でありましょう。 『北海道から持ち込まれた』か『北海道に行って持ち帰った』かのいずれかです。 札幌では室内犬からエキノコックス虫卵が検出された例があります。 このような場合はイヌからヒトへの感染がおこる可能性があります。 このイヌは間違いなく中間宿主のネズミを捕食したはずで、イヌは終宿主ですからエキノコックスの虫卵を便に排出します。
多包性エキノコックスはどこで見られますか?
エキノコックスは「単包性エキノコックス」と「多包性エキノコックス」に分類されています。 単包性エキノコックスは世界的に分布しており、多包性エキノコックスは北半球に分布するため日本では北海道に多く見られますが、北海道だけに限らない可能性もあります。
エキノコックスは元々キタキツネとネズミとの間で生きているのですか?
エキノコックスは元々はキタキツネとネズミとの間 で生きている、この関係にヒトは含まれていない。 ヒトに飲み込まれるなんてこと 入したかったはずなんだ。 そのためにネズミとは異なったオカシな生態、例えば幼虫 の発育が非常に遅い、即ち潜伏期間がやたら長い等々、を示すのかもしれないな。 逆 虫の発育が途中で止まったりして治ってしまうこともありうる。
