エキノコックス属条虫の幼虫(包虫)に起因する疾患で、人体各臓器特に肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、諸 症状を引き起す。 ヒトには、成虫に感染しているキツネ、イヌなどの糞便内の虫卵を経口摂取することで感染する。
エキノコックスはどこから入ってきたのですか?
・エキノコックスはどこから入ってきたのか? エキノコックスは主に多包虫の寄生虫でシベリア、中央アジア、ヨーロッパ中部、アラスカ等の北半球寒冷地に限られ(分布は北緯40度以北とされている。 ) 日本では大正8年北海道の礼文島で野ネズミが大量発生し天敵として千島列島のキタキツネが放たれた。 この時エキノコックスも一緒に入ってきたとみられている。 それから半世紀の間に北海道全域に汚染が拡大しつつあると思われます。
なぜエキノコックスは感染するのですか?
今年3月、愛知県では捕獲された野犬の糞便から確認されている。 エキノコックスはキツネだけでなく犬にも感染しその卵を排出するのだ。 しかし専門家によると、急激に広がったりする可能性は少ないという。 とにかく、予防のためには清潔にして体内に寄生虫を侵入させないこと。
なぜエキノコックスは幼虫に作られたのですか?
実はこの部分、なんと寄生虫の幼虫に作られた病巣だった。 それは恐ろしい殺人寄生虫、エキノコックスと呼ばれるもの。 エキノコックスとは主にキツネなどイヌ科の動物に宿る寄生虫。 キツネの腸管で幼虫から成虫となり卵を生む。 その卵はフンと一緒に体外に排出され、土や水・草木に付着、
エキノコックス症の初期症状はありますか?
エキノコックス症が約10年以内の感染の初めの時期は、症状が無い場合が多くあります。 単包性エキノコックス症の場合は、ゆっくりと嚢胞の孤立性のものが増大して腹痛や肝腫大が現れ、いろいろな周りの臓器を圧迫し、胆管炎や胆道閉塞が併発したり、場合によっては破裂したりします。 多包性エキノコックス症の場合は、約98%が肝臓に病巣を一次的に作ります。 微小嚢胞として肝臓に生着したものが、連続したサボテン状の充実性腫瘤を外生出芽によって作り、進んでくると肝腫大、黄疸、腹痛、肝機能障害などの症状が現れます。 もっと進んでくれば別の臓器の脈管や胆道などに浸潤し、病巣の中心壊死、閉塞性黄疸、病巣感染が起きて非常に症状が重くなります。 下肢の浮腫や腹水が末期には現れます。
