本邦で食物アレルギーが注目されるようになったのは、小児の卵によるアナフィラキシーが相継いだ1980年代からです。1990年代には食物アレルギーが関与するアトピー性 .
エビアレルギーとはどんなものですか?
1 エビアレルギーとはどんなもの? エビアレルギーとは、アレルギーを引き起こす原因であるアレルゲンが、カニやエビなどの甲殻類に含まれる「トロポミオシン」によるものをいい、甲殻類アレルギーともいいます。 一般的にいわれるアレルギーとは、免疫の過剰反応によって起こる症状のことをいい、過剰反応を引き起こす物質はアレルゲンと呼ばれます。
エビやカニアレルギーを持っている人は、アレルギーを引き起こすことがありますか?
エビ、カニアレルギーがあっても、えびせんなどは問題なく食べられる人も多いですが、重度のアレルギーを持っている人は反応を起こすこともあります。 エビやカニを使って製造される食品と同じラインで製造された食品は、例え食品の中にエビやカニが含まれていなくても、甲殻類アレルギーを引き起こすことがあります。
エビアレルギー患者は、甲殻類を除去する必要はありませんか?
甲殻類は、アレルゲンとしてトロポミオシンがあり、エビ、カニ間でのアミノ酸配列の相同性は90%と高いです。 実際にエビアレルギー患者の65%はカニにも症状を示しますが、甲殻類もひとくくりにして除去する必要はありません。 (栄養指導の手引き 25ページ) ナッツ類は、クルミとペカンナッツ (ともにクルミ科)、カシューナッツとピスタチオ (ともにウルシ科)の間には強い交差抗原性があり、どちらかにアレルギーがあれば両者を除去する必要があります。
エビ、カニアレルギーは一生治りますか?
エビ、カニアレルギーは耐性を獲得しにくいことで知られています。 つまり、一度かかってしまうと一生治らないことが多いため、生涯を通じて注意をしていく必要があります。 エビ、カニアレルギーでは次のようなことに要注意です。 普段エビ、カニを食べても特にアレルギーが出るわけではないのに、エビなどの甲殻類を食べてから数時間以内に運動をするとアレルギー反応を起こすことがあります。
