冷凍品を解凍した際に出る「ドリップ」は、冷凍・解凍することによって食品にダメージが加わり、組織の保水能力が失われた結果、食材の水分が流れ出たものです。 どんな食品を冷凍するか、どんな状態で冷凍するか、どんな状態で冷凍保存するか、どんな方法で解凍するかに応じて、ドリップの出る量は変わります。
ドリップ なぜ起こる?
肉や魚を長時間置いたときに、赤い液体がにじみ出てきた経験はないでしょうか? これは「ドリップ」と呼ばれており、一見血液のようにも見えますが、この正体は食品中の組織液というものです。 肉や魚を長期間保管している間に食品中の組織が破壊され、水分とともに筋肉中のたんぱく質であるミオグロビンが流れ出てしまいます。
ドリップ 肉 なぜ?
ドリップは、お肉の中にある水分と一緒に、筋肉の中にあるタンパク質「ミオグロビン」が流れ出たもの。 この「ミオグロビン」が赤い色素を持つため、ドリップがまるで血液を含んだように見えるんです。 ミオグロビンの量は、牛、豚、鶏の順に多く、そのためドリップの色も牛肉の方がより赤く、鶏肉は少し白っぽい色になります。
流水解凍 何分?
流水にあてるだけでなく、食品を水に沈めることが必要です。 メリットは、なんといっても解凍の速さです。 水で解凍するため熱伝導がよく、冷蔵庫解凍などに比べて短時間で解凍が行えます。 食品の大きさにもよりますが、おおむね30分以内で解凍が完了するでしょう。
下味冷凍 なぜ?
冷凍室の中は空気があるため、食材が乾燥しやすい環境になっています。 食材が乾燥すると、酸化して風味が落ちてしまう。 しかし下味冷凍をすれば、調味料が食材表面をまんべんなくコーティングするので、乾燥から守ってくれます。 食材を単に長持ちさせるだけではなく、おいしい状態を長持ちさせたまま下味もつけられる。
