患者さんの状態によって異なりますが、クレアチニンクリアランス(腎臓のろ過機能)が10mL/分未満、血液中の尿素窒素(BUN)が80〜100mg/dL以上になった場合、透析導入が検討されます。
腎機能 どのくらいで透析?
腎機能が正常の10-15%以下になると、透析や移植などの腎代替療法(腎臓の機能を代行する治療)が必要です。 日本では、「どのような状態になったら透析を始めたほうがいいか」を判定するための「透析導入の基準」(厚生労働省)があります。
透析はクレアチニンいくつから?
血清クレアチニン8以上(eGFR10以下)で臨床症状や日常生活の障害度(活動度低下)を総合的に判断し、重篤な症状(心不全や意識障害など)が出る前に透析導入することが、その後の活動性や生命予後によいと考えられています。
eGFRいくつから人工透析?
eGFR:60 mL/分/1.73 m2未満が続くと「慢性腎臓病(CKD: Chronic Kidney Disease)」と診断されますし、おおまかな目安としてeGFR:10 mL/分/1.73 m2未満になると、透析や腎臓移植などの治療が必要になってきます(参考:新たな国民病「慢性腎臓病」をご存知ですか?)。
透析 どのくらいから?
これらに加えて、栄養状態や年齢、腎不全の原因となっている疾患など、さまざまな状況を総合的に判断して透析を始める時期を決めるのが一般的です。 ただし、症状や合併症がなくても、遅くとも腎機能の程度を示すGFRが2mL/min/1.73 ㎡になるまでには透析を始めることが望ましいとされています(*1)。
