足の動脈の内腔が細くなる「下肢閉塞(へいそく)性動脈硬化症」は数百メートル歩くとふくらはぎが痛くなり、歩けなくなります。 休むとまた歩けるのが特徴です。 いずれも、動脈の内側が狭くなる病気なので、動いたことによる臓器の痛み、皮膚なら色が悪くなるという症状が中心で、しびれは違います。
動脈硬化になるとどうなる?
動脈硬化になると柔軟性がなくなるため自在な伸縮ができなくなって高血圧の発症や進行の原因になります。 また、高血圧による血管への過剰な圧力は、動脈硬化自体を進ませます。 さらに動脈硬化が進むと、血流の勢いに耐え切れずに血管が破裂してしまうことがありますし、狭窄や血栓による閉塞などを起こします。
動脈硬化はどうやってわかる?
血液検査では、動脈硬化を進行させる危険因子を持っているかどうかがわかります。 脂質は、悪玉とも呼ばれるLDLコレステロール、善玉とも呼ばれるHDLコレステロール、中性脂肪の3つを調べます。 それぞれ空腹時に140mg/dL以上、40mg/dL未満、150mg/dL以上だと「脂質異常症」と診断されます。
動脈硬化は何科を受診?
受診するには 血管外科を予約してください。 診察後に適切な検査を受けていただき、説明と治療を行います。
動脈硬化 何が原因?
加齢や高血圧が原因で起こり、進行すると血管が破裂して脳出血に至る恐れがあります。 その他、動脈の中膜にカルシウムがたまって硬くなる中膜硬化(メンケルベルグ型硬化)があります。 動脈硬化は、喫煙・コレステロール・高血圧・肥満・運動不足などの危険因子が重なることによって発症しやすくなります。
