東北地方には大量の雪が降り、山間部から流れ出る水は清浄でミネラル分が多いという特徴があります。 米作りに必要な水の条件を両方しっかり備えているのが、東北地方の水なのです。 東北地方は工業地帯などが少なく、広い平野を確保しやすかったことに加えて、豊かな山々と川が作る肥沃な大地を持っています。
米作り盛んな地域なぜ?
米作りがさかんな地域にはいくつか共通の条件があります。 一つめは広い平地であること。 大型機械を使える四角い田んぼを作れるからです。 二つめは雪が多いこと。
北陸 米作り 盛ん なぜ?
しかし、春になると冬に積もったたくさんの雪が溶け始め、豊富な雪解け水を得ることができます。 北陸地方で米作りが盛んな理由の一つは、この豊富な雪解け水を稲作に用いることができるから。 豪雪がもたらす「豊かで良質な水」が、おいしい米作りを支えているのですね。
なぜ東北地方は農業が盛んなのか?
東北で農業が盛んなわけ 東北地方で農業が盛んな理由としては、次の理由があげられます。 農地が多く、農業に欠かせない水が豊富にある。 気候が涼しいため、野菜などの生産に適している。 農家の数が、他の地方に比べると多い。
なぜ東北地方は果樹栽培が盛んなのか?
1972年、東北自動車道の一部が開通。 その後10年以上かけて、東京から青森まで東北自動車道がすべてつながりました。 人口の多い東京や大阪などの大消費地に、いち早く新鮮な果物が届けられるようになり、東北の果物栽培はさらに盛んになっていきました。