日本海側にあって、山と川に恵まれている新潟県は、米の産地で有名です。 日本一長い信濃川をはじめ、たくさんの川が肥えた土と豊かな水を運んでくるため、下流には豊かな平野が広がっています。 この自然が米づくりの条件に合っていたため、米づくりがさかんに行われるようになったのです。
庄内平野はなぜ米作りが盛んなのか?
夜の気温が低い方が、植物もじっとしているので栄養をあまり使わずにすみます。 昼は気温が適当でよく育ち、夜は気温が低くてしっかり休める庄内平野の気候がお米の生長によいのです。 こうした理由で、庄内平野は、米作りがさかんになったのです。
新潟米生産量何?
メモ:新潟のお米の生産量は何人分? 新潟県で収穫されたお米のうち、「ご飯」として食べられる お米は、578,900トンです。 日本人が一年間で1人当たり54㎏のお米を食べるとする と、年間約1,000万人分のお米を生産した計算になります。
なぜ米作りがさかんなのか?
水が豊富(ほうふ)にあることも米づくりがさかんな理由です。 米づくりには、たくさんの水を使います。 鳥海山(ちょうかいさん)の雪どけ水は、夏まで田んぼをうるおします。 また庄内平野は、夏の気温が高く、日照(にっしょう)時間が長いことも特徴(とくちょう)です。
新潟県産のお米が美味しいのはなぜか?
越後平野は、信濃川・阿賀野川が上流から運んだ肥よくな粘土質の土壌からできています。 この土壌は、米づくりに必要な養分を豊富に含み、この地でお米を育てるのに化学肥料を多く与える必要はありません。 こうして実った新潟米には、お米の味に影響のあるアミロースやタンパク質が少ないことが分かっています。