DNA抽出の際、食塩を加えるのはナトリウムイオンでリン酸の負電荷を中和しDNA 分子同士が近づきやすいようにしたうえ、エタノールを加えDNAの溶解度の低下、凝集により沈殿させるためです。
DNA抽出液に食塩と中性洗剤を使用するのはなぜか?
中性洗剤を加える理由 DNAは細胞内の核の中にあるため、細胞膜や核膜を破壊しないとDNAを取り出すことができません。 中性洗剤を加えるのは、細胞膜や核膜の主成分であるリン脂質を溶かすためです。 中性洗剤中の界面活性剤のはたらきで膜が破壊されます。
DNAの抽出 冷エタノールなぜ?
DNA は水にとっても溶けやすいという特徴があります。 そのため、DNA を取り出したい場合、DNA を水に溶けないようにする必要があります。 DNA はエタノールには溶けませんが、水には溶けます。 さらにエタノールを冷やすことで、溶液中に溶けれる量(飽和溶解度)を下げることができます。
なぜエタノールでDNAが取り出せるのか?
DNAは水には溶けやすいですが、エタノールには溶けにくいという性質を持っています。 実は今回はこの性質を利用しています。 静かにエタノールを注ぐと、混ざらずにエタノール層と水層の2層になります。 そこで、水層にとけているDNAがエタノールに触れると、DNAは溶けていられずに析出します。
ブロッコリー DNA 中性洗剤 なぜ?
また、ブロッコリーの食べやすい青々とした花芽部分は、細胞分裂が活発で、まだ細胞が小さくDNAが取り出しやすいということもあります。 抽出液として洗剤を用いる理由は、細胞膜を構成する脂質を溶かして、細胞の中身が出てきやすいようにするためです。
