高齢者が慢性的に低栄養状態に陥ると、血液中のタンパクが低下する低アルブミン血症などを引き起こしやすく、むくみや腹水、貧血など様々な身体機能の低下の原因となります。 このような症状が続くと運動機能が低下し、高齢者にとっては「生活自立度の低下」や「要介護度の上昇」につながり、結果的に寝たきり状態になりやすくなります。 20 янв. 2017 г.
栄養不足になるとどうなる?
低栄養状態が長期にわたると、「フレイル」・「サルコペニア」・「ロコモティブシンドローム」と呼ばれる身体機能低下の引き金になることがあります。 健康な体を維持する機能やストレスに対する力が低下した、虚弱・脆弱な状態。 筋肉量減少・筋力低下により、体全体の機能が低下する状態。
低栄養の合併症は?
低栄養の及ぼす影響 感染症、褥瘡、創傷治癒の遅延、骨格筋萎縮などが現われます。 また、筋肉量・筋力や骨量が減少することにより、転倒や骨折のリスクが増加します。 高齢者になると折れた骨や傷の治りも悪くなるため、痛みなどにより動くことが減ってしまうと、筋肉量・筋力はさらに低下しサルコペニアの状態になります。
摂取カロリーが少ないとどうなる?
特にたんぱく質やカロリーの摂取が不足すると、筋力が落ちてからだの機能が低下し、活力をもって毎日を過ごせなくなり、さらに食欲が落ちて低栄養が進むという悪循環に陥ってしまいます。 そのため、低栄養に早めに気づけるよう心がけるとともに、栄養バランスのよい食事をおいしく摂れるように工夫することが大切です。
栄養素不足の症状は?
しかし、栄養不足の状態が続くと体が筋肉や脂肪をエネルギーに変換するため、体重の減少が起こります。 体重の減少に伴い、骨が出っ張る、皮膚が薄くなって乾燥する、頬がこけるなど見た目に変化が現れます。 また、重度の栄養失調に陥ると、腕や腹部に水が溜まるといった症状がみられる場合もあります。
