腸管出血性大腸菌が怖い理由の一つがべロ 毒素(VT1,VT2)と呼ばれる強力な毒素を出 すことです。 この毒素が溶血性尿毒症症候群 (HUS)や脳症(けいれんや意識障害)など 治療が難しい症状を起こすことがあり,重篤 な場合は死に至ることもあります。 また、少 量の菌でも食中毒を起こし、低温にも強く凍 結にも耐えます。
大腸菌が多いとどうなる?
大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。 ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢等の消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原大腸菌と呼ばれています。 病原大腸菌の中には、毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
大腸菌 誰でも?
ヒトからヒトへも感染し、単なる食中毒ではない。 病原因子は菌の生産するベロ毒素(シガトキシンShiga-toxin)でタンパク質合成阻害作用をもち、細胞致死作用を示す。 O26、O103、O111、O128、O145、O157の血清型大腸菌。
大腸菌 食べたらどうなる?
腸管出血性大腸菌に汚染された飲食物を口にすると、多くの場合、3〜5 日の潜伏期を経て激しい腹痛をともなう水様便(水っぽい下痢)を繰り返し、血便が出ます。 発熱は37℃台で、高熱になることはあまりありません。
大腸菌 何時間?
通常の細菌性食中毒の潜伏期間が数時間から3日程度であるのに対して、病原性大腸菌感染症は4~8日と長いのが特徴です。
