腸管出血性大腸菌に汚染された飲食物を口にすると、多くの場合、3〜5 日の潜伏期を経て激しい腹痛をともなう水様便(水っぽい下痢)を繰り返し、血便が出ます。 発熱は37℃台で、高熱になることはあまりありません。
大腸菌が多いとどうなる?
大腸菌は、家畜や人の腸内にも存在します。 ほとんどのものは無害ですが、このうちいくつかのものは、人に下痢等の消化器症状や合併症を起こすことがあり、病原大腸菌と呼ばれています。 病原大腸菌の中には、毒素を産生し、出血を伴う腸炎や溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こす腸管出血性大腸菌と呼ばれるものがあります。
大腸菌 何してる?
大腸菌はヒトならびに動物の腸管内に生息する常在菌であり、腸管内容物1グラム当り108個含まれている。 消化を助け、ビタミンを生産し、腸内容物の流動を助け、腸管内へ侵入する有害菌を排除する働きをもつ有益な細菌である。
大腸菌 食中毒 なぜ?
大腸菌(病原大腸菌を含む)は人や家畜など様々な生物が保菌している可能性があり、大腸菌を保菌している生物の排せつ物や手指などから食材に菌が付着すること(二次汚染)により食中毒につながります。 つまり、特定の食材が原因となっているというよりも、あらゆる食材が原因となり得るということです。
O157 どんな病気?
O157などの腸管出血性大腸菌が、口から体の中に入ることでおこる胃腸の病気です。 潜伏期間は多くは3~5日で、主な症状は発熱、下痢、腹痛、血便などです。 軽症の時や無症状の場合(保菌者)もあります。 また、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児が感染すると溶血性尿毒症症候群(HUS)になり、重症化することがあります。
