腸管出血性大腸菌感染症の原因菌は、ベロ毒素(Verotoxin=VT, またはShigatoxin =Stxと呼ばれている)を産生する大腸菌である(図2)。
腸管出血性大腸菌 何型?
便から大腸菌が検出された場合には、「血清型」といわれる大腸菌の分類の検査やベロ毒素産生能の検査を行います。 ベロ毒素産生能があれば腸管出血性大腸菌であり、「血清型」の分類により、腸管出血性大腸菌O157やそれ以外にもO26やO111等であることがわかります。
腸管出血性大腸菌 どうなる?
頻回の水様便で発病し、その後、激しい腹痛と水溶性の下痢、血便がみられます。 発熱はあっても多くは一過性です。 潜伏期間は3~8日。 抵抗力が弱い感染者の場合、溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症などの重症合併症を発症することもあります。
腸管出血性大腸菌感染症の原因になりやすいのはどれか?
腸管出血性大腸菌(O-157など)に汚染された食べ物などの摂取が原因で、井戸水やサラダ、生レバー・ユッケなどの生肉から感染することが多い。 また、食中毒が多発する夏季は、感染する確率が高くなるが、気温の低い季節でも感染しているので注意は必要である。 特に夏場は、小児が発症するケースが多い。
腸管出血性大腸菌 血便 なぜ?
ベロ毒素(VT)は細胞を障害し、破壊してしまう作用があり、腸管粘膜の上皮細胞が障害されることによって下痢や血便が起こります。
