菜種油とは、主にセイヨウアブラナの種を搾って採れる油のことです。 東アジア圏では昔から菜種油が日常に使われており、日本国内の菜種自給率も100%でした。 とても一般的な油だったのです。 菜種油には「エルシン酸」「グルコシノレート」という成分が含まれます。
菜種油 なぜ体に悪い?
菜種油が体に悪いといわれている要因は、2つほど考えられます。 1つ目は、かつて栽培されていた日本固有の菜種の品種には「エルカ酸」という脂肪酸が多く含まれていたためです。 このエルカ酸は、多量に摂取すると病気を引き起こす原因となるといわれていました。
菜種油の主成分は?
エルカ酸を含む種類の組成は、エルカ酸25%–48%、オレイン酸13%–51%、リノール酸20%–27%、リノレン酸8%–16%、ほかパルミチン酸、ステアリン酸数%である。
菜種油の危険性は?
1)種子に含まれている「エルカ酸」を長期間摂取することで、心機能障害を引き起こす可能性がある。 2)種子に含まれている含硫化合物「グルコシノレート」によって生成されるゴイトリンは、甲状腺機能障害を引き起こす危険性がある。 3)菜種の種子は遺伝子組み換えが多く、安全性が危惧されている。
菜種油の性質は?
菜種油は熱に強い性質をもっているため、揚げ物や炒め物などの加熱調理にむいています。 また、油脂類は空気と結合すると、酸化してにおいや色が悪くなってしまうことも。 菜種油は酸化しにくいため、料理の食感と風味を損なうことがありません。 クセがない特徴を活かし、ドレッシングやマリネ、お菓子作りにも活用できますよ。
