赤ちゃんがハチミツに含まれたボツリヌス菌の 芽胞を食べると、芽胞が腸管内で低酸素状態に 置かれます。 ボツリヌス菌は低酸素状態を好む ので、腸管内で増殖を始め、毒素を産生します。 この毒素によって、赤ちゃんが乳児ボツリヌス症 を発症するのです。
ボツリヌス菌 赤ちゃん どうなる?
一方、赤ちゃんの場合、まだ腸内環境が整っておらず、ボツリヌス菌が腸内で増えて毒素を出すため、便秘、ほ乳力の低下、元気の消失、泣き声の変化、首のすわりが悪くなる、といった症状を引き起こすことがあります。 ほとんどの場合、適切な治療により治癒しますが、まれに亡くなることもあります。
乳児ボツリヌス菌 なぜ?
Q なぜ生後1歳未満の乳児にハチミツを与えてはいけないのですか? 生後1歳以上であれば大丈夫ですか? 大人の場合、ボツリヌス菌が体内に入っても、他の腸内細菌との競争に負けてしまうため、問題になることはありませんが、乳児の場合は、腸内細菌の環境が整っておらず、ボツリヌス菌が増えて毒素を作ってしまうことがあるからです。
ボツリヌス菌 なぜダメ?
はちみつにはボツリヌス菌が含まれている事があり、これを赤ちゃんが食べてしまうと、赤ちゃんの腸内でボツリヌス菌が定着・増殖し、乳児ボツリヌス症という感染症にかかってしまいます。 ボツリヌス症にかかると、元気がなくなる、便秘になる、首が座らなくなるなどの悪影響を受け、赤ちゃんを苦しめてしまうのです。
ボツリヌス菌 なぜ?
通常、酸素のない状態になっている食品が原因となりやすく、 ビン詰、 缶詰、容器包装詰め食品、保存食品(ビン詰、缶詰は特に自家製のもの)を原因として食中毒が発生しています。