私たちの体表面を覆っている皮膚には、外界からの異物の侵入や攻撃から体を守り、その一方で体内から水分が蒸散するのを防ぐというバリアの役割があります。 この大切な役割を担っているのは、表皮のいちばん外側で外界と接している角層です。
バリア機能 どこに存在?
私たちの体の表皮は4層で成り立っています。 なかでも、一番外側にあるわずか0.02mm(ラップ1枚程度)の角質層の水分量をいかに保つかが、すこやかな肌をつくるカギになります。 この角質層は肌の水分を保つだけでなく、外的刺激から肌を守る"バリア機能"としても存在しているのです。
セラミド どこで作られる?
肌の水分を守っているセラミドは、私たちが本来持っている肌のチカラでつくり出している保湿物質です。 表皮の底の基底層で生まれたセラミドの赤ちゃんがターンオーバー(角化)とともに表面へと運ばれて角層に到着すると、酵素によりセラミドに成長し、すぐれた保湿機能を働かせるようになります。
バリアゾーンは どこ?
「角層」と「顆粒層」の間には「バリアゾーン」というものがあって、私たちの体を外から入ってくるものから守ってくれているんです。 この「角層」、なんと0.009mm~0.015mmの厚さしかなく、垢となって剥がれ落ちる前の死んだ細胞がお菓子のミルフィーユのように15層くらいに積み重なってできていました!
皮脂膜 どこにある?
バリア機能を保つ3つのうるおい成分のひとつは、「皮脂膜(ひしまく)」です。 皮脂膜とは、角層の表面(皮膚表面)を覆っている天然の保護膜です。 皮脂腺(ひしせん)から分泌される皮脂(油)と汗腺(かんせん)から分泌される汗が混ざりあってできています。
