アットゥシ(attus)は、オヒョウ(シナノキが使われることもある)などの木の内皮の繊維を織ったアイヌの織物。 衣服として作られることが多い。 アツシ、アトゥシ、アットゥシ織、アッシ織、厚司織とも表記される。
アイヌ民族の格好は?
アイヌの人たちがつくり上げた伝統的な衣服には、オヒョウニレやシナノキなどの樹木の内皮で織った衣服やイラクサの植物繊維で織った衣服、サケ、マスなどの魚皮を継ぎ合わせてつくった衣服、アザラシ、ヒグマなどの動物の毛皮でつくった衣服、エトピリカの鳥羽を縫い合わせてつくった衣服があります。
アイヌ民族衣装の特徴は?
伝統的なアイヌ民族の衣装は、獣皮衣や魚皮衣、靭皮衣など、大自然と共に生きてきた民族ならではの素材からできています。 糸には動物の背腱やアキレス腱、またイラクサの繊維を用い、針は大陸や本州との交易で入手したものを大事に使っていたといいます。 アイヌにとって自然の恵みは、カムイからの贈り物。
アイヌ民族衣装の普段着は?
アイヌの衣服には、家事や労働など日々の生活で普通に着ていた日常着と、祭りや儀式などの特別な場合にだけ身に着ける晴れ着とがあります。 表的な日常着としては、オヒョウやシナノキなどの樹皮から繊維を取って作られたアットゥシと呼ばれる樹皮衣が知られています。
アイヌ民族衣装の素材は?
古い時代、アイヌは生活する範囲の中で手に入れることのできる素材を用いて日常生活に必要なも のをつくりました。 なかでもその代表的な衣服には、動物の皮や植物繊維を使ったもの、そして交易で 手に入れた木綿を使ったものがあります。 木綿の布に、糸あるいは布で独特の文様が施された衣服は アイヌの衣服の中で最も身近なものです。
