運動療法は、正しく行えば糖尿病改善のための有効な治療法ですが、誤って行うと十分な効果 . 高度の糖尿病自律神経障害がある場合; 1型糖尿病でケトーシスがある場合 .
1型糖尿病の運動制限は?
必要なインスリン治療を継続すれば、1型糖尿病の方は、食事や運動などを厳しく制限することはありません(ただし、食べ過ぎや運動不足で生活習慣が乱れると、血糖値が高くなり、動脈硬化や合併症の発症につながることもあります)。
糖尿病 運動療法 禁忌 なぜ?
空腹時血糖値が250mg/dl以上(高血糖)、ケトーシス状態の場合は運動することは制限されます。 ケトーシスとは血中のケトン体が増加し、尿中のケトン体が中等度以上のことをいいます。 この状態で運動すると糖代謝が悪化するため、食事療法と薬物療法で血糖値をコントロールしたうえで運動を行います。
運動すると血糖値は上がりますか?
一方、強度の高い激しい運動は、からだが動くためにエネルギーを補充しようとして、アドレナリンなどのカテコ ラミンやグルカゴンという血糖値を上げるホルモンの分泌を増やし、一時的に血糖値が高くなることがあります。 また、血圧を上げてしまうような高い強度の筋力トレーニングは、心臓や腎臓に負担がかかり、かえって害になり ます。
糖尿病 運動しないとどうなる?
有酸素運動能力の変化を低下、やや低下、やや増加、増加の4段階に分けて糖尿病発症率をみると、それぞれ1.0、0.64、0.40、0.33という結果になり、有酸素運動能力の低下が大きいほど糖尿病の発症率が高く、この面からも運動不足と糖尿病発症には強い因果関係があると言えます。
