「子房(しぼう)」がふくらんで大きくなったものが実、「子房」の中の「胚珠(はいしゅ)」がじゅくしたものが種子です。 実のことを果実ともいいます。 じゅくすにつれて、水分を多くふくむようになるものを液果(えきか)といいます。 ふつう果物とよばれている、木になるリンゴ、モモ、カキ、ブドウなどは、みな液果です。
植物 なぜ実をつける?
果実をつける植物が生育域を拡大することは、それを食べる動物集団にとっても有利です。 多くの果実は、動物をひきつけるために、種子が成熟する時期になると果肉に糖類を蓄え、また注意を喚起するために色づき、芳香を出すものもあります。 果実は果皮に覆われていますが、果皮を作るにもワックス、セルロースなどの資材の投入が必要です。
果実は何のためにあるのか?
このような果実は、植物の繁殖戦略として、動物の食料になる部分を種子の周りに発達させ、食べられることで動物の体内を通じて種子の散布をおこなうという目的のために進化したものであると考えられる。 こうした被食用の進化は、被食される対象に応じてそれぞれ進化方向が異なり、それに対応した果実を実らせるようになっている。
果実とはなにか?
か‐じつ〔クワ‐〕【果実】 1 種子植物の花の子房が発達・変化したもの。 中に種子を含む。 狭義には、成熟した子房が主部になる 真果 しんか をさし、花托など子房以外の部分が主部になるものを仮果として区別することもある。 果皮の性状から乾果と液果に分け、由来する子房が一つかそれ以上かによって単果と複果とに分けられる。
植物果実どこ?
植物学的には、食べる際に切り落とす、中心部分のいわゆる芯(しん)が果実です。 したがって、花のときに萼は花托の上についているので、リンゴの実の柄の反対側の先に萼の名残があるのです。
