真皮(しんぴ、英: Dermis)は、表皮と皮下組織の間の乳頭層と真皮網状層から構成される皮膚の層で、繊維性結合組織から構成される。 真皮の約70%をコラーゲンで占め、他に弾性線維(エラスチン)、細胞外マトリックス(以前は基質と呼ばれていた)、ヒアルロン酸といった線維から構成される。
真皮って何?
真皮とは 「真皮」は表皮の内側にあって、肌(皮膚)組織の大部分を占めており、肌(皮膚)の本体ともいえます。 部位などによって異なりますが、皮下組織を除くと平均で約2ミリの厚さがあります。 真皮は、「コラーゲン」という線維状のタンパク質がその大部分を占めています。
皮膚 何から出来ている?
皮膚は、皮下脂肪(皮下組織)と呼ばれる脂肪層を覆う、表皮と真皮の主要な2つの層から成り立っています。 表皮と真皮は、それぞれが複数の層で構成されており、表皮が真皮につながる領域を、表皮真皮接合部と呼びます。 ここで、血管を持つ真皮と、血管を持たない表皮とが、酸素、栄養素および老廃物の交換を行っています。
真皮 何がある?
真皮の構造 真皮は表皮の下にあり、上から「乳頭層」「乳頭下層」「網状層」の3つの層からできています。 さらに「血管」「神経」や、「皮脂腺」「汗腺」などの付属器があります。
真皮は何胚葉?
多細胞動物の体表をおおう被膜で,無脊椎動物では外胚葉性の表皮からなるが,脊椎動物では外胚葉性の表皮が中胚葉性の真皮によって裏うちされている。