魚では色素胞が真皮にあるので、もし黒色素胞に含まれるメラニンの量がそれほど多くないと、メラニンに吸収されなかった入射光の内、青や紫の短波長光のみが、皮膚組織中にあるタンパク質などの非常に微細な分子によって散乱され、青味がかって見えます。
ルリスズメダイ なぜ青い?
実はルリスズメダイは青い色素を持っているわけではありません。 体の表面にある“虹色素胞”という細胞が可視光線のうちの青い光を反射しているのです。 この細胞の運動によって、濃い青色から明るい青色へと体色を変化させています。
魚が銀色なのはなぜ?
光の波長はミックスすれば白になると言われますが、その究極は銀色です。 タチウオ、サンマ、カツオ、イワシなどの銀色は、皮膚にある虹色素胞内のグアニンの結晶板と細胞質の適当な成層構造により、可視光波長域の光がほぼ完全に反射された結果であり、「理想型重層薄膜干渉現象」といわれます。
体色変化 なぜ?
体色の変化の多くは体外からの刺激に対して,一部は内部刺激の応答として起る。 眼などの光受容器を介する光刺激が体色変化の引き金となる。 体色変化の生物学的意義は外界の色または模様に自己の輪郭をまぎれこませる保護色や,異性を求める信号としての婚姻色が,主である。
