油は長期にわたって保存していると、その過程で空気中の酸素や光、熱などの作用により酸化が進みます。 こうして、2週間に1度程度の使用を3、4回繰り返すと、油は酸化し、臭いを放ったり、味も劣化してしまうというわけです。 29 нояб. 2019 г.
油が酸化するとどうなるのか?
(1)酸化した油 油が酸化する主な原因は、光と熱、酸素です。 油が酸化すると、ヒドロキシノネナールや過酸化脂質という有害な物質が発生し、食用には適さなくなります。 この酸化した油に含まれる有害物質は、下痢や嘔吐、腹痛、頭痛などの原因となることがあります。 また、体内に蓄積し、認知症の原因になるともいわれています。
油はどのくらいで酸化しますか?
一概には言えませんが、通常の家庭料理としてご使用の場合、目安として2〜3回といわれています。 ただし、低温で煙が出たり、消えにくいカニ泡のような細かい泡が目立つときは、新しい油と交換してください。 また、一度しか揚げ物をしていない場合でも、1週間ぐらい経つと酸化している場合もありますのでご注意ください。
油 使い回し いつまで?
・油の汚れ具合にもよりますが、揚げ油は2~4回ほど再利用できます。 使い始めてから2~3週間以内には使い切ってくださいね。 ただし油の状態を確認し、劣化が進んできたと思ったら処分するようにしましょう。
油が酸化するのはなぜ?
油の酸化ってなに? 空気中の酸素と油が反応して起こる変化を、油の酸化といいます。 これは、高温で加熱を続ける、日の当たる所に置く、油の中に不純物が混じるなどによって急速に進みます。 また、油の酸化が進むと分解が起こり、分解したものが結合して分子量の大きな重合物と言われるものになり、油の粘りの原因になります。