日本史上で塩が登場するのは、縄文時代後期から弥生時代初期と言われていますが、世界を見わたしてみると、メソポタミア文明やエジプト文明といった古代文明発祥のころには、すでに塩は使われていました。 それらの地域に共通するのは、すべて川が近いということ。 さらに塩の生産地が存在していたということです。
塩 何時代?
例えば日本では、製塩土器の出土によって、縄文時代後期後葉(およそ3,000年前)には、塩が作られていたと考えられている。 ヨーロッパや中国でも、遅くとも3,000年前までには、塩が作られるようになっていたと考えられている。
塩の専売 いつまで?
1905年(明治38年)の創設以来、塩の需給と価格の安定に寄与してきた塩専売制度は1997年に廃止され、現在は『塩事業法』という法律のもと、原則自由の市場構造へと移行しています。
なぜ塩は清いのか?
しょっぱさの正体は、塩素とナトリウムが結びついた塩化ナトリウム、つまり「塩」です。 塩化ナトリウムは食塩の主成分で、海水からつくった塩は古くから食用にされてきました。 海水の塩分濃度は3.5パーセントで、なめてみるとかなり塩辛いことがわかります。
塩田 いつから?
室町中期より、敷き詰めた砂の上に海水を運搬し、天日で乾燥させる製法が生まれました。 塩田の登場です。 塩田に、人力で大量の海水を運搬します。 撒いた海水の水分が蒸発して、塩が付着した砂をあつめて海水の洗いを繰り返して、濃い塩水を作って煮詰めます。
