Ⅳ度まで重症化してしまった患者さんでは、適切な治療を受けなければ、2年以内に50%が亡くなるといわれています。 また、心不全全体の年間死亡率は7~8%ですが、Ⅲ度、Ⅳ度になると死亡率は相対的に高くなり、Ⅲ度では20~30%になるといわれています。
心不全 薬を飲まないとどうなる?
心筋梗塞や高血圧などから「急性心不全」が起きたとしても、きちんと治療を継続すれば、日常生活を普通に送ることができる人もたくさんいます。 しかし、薬の服用や治療を中断したり、放置したりすると、急激に心機能が低下します。 入院を繰り返すうちに機能がどんどん落ちて、やがて命の危険にまでつながってしまいます。
心不全は何か?
心不全とは、心臓に何らかの異常があり、心臓のポンプ機能が低下して、全身の臓器が必要とする血液を十分に送り出せなくなった状態をいいます。 心臓は無理して血液を送り出そうとしますが、こうした状態が続くと、心臓はやがて疲れて、バテてしまいます。
心不全になると体はどうなる?
心不全になると、心臓から十分な血液を送り出せなくなり、体に必要な酸素や栄養が足りなくなるので、坂道や階段で息切れがしたり、疲れやすくなります。 腎臓に流れる血液が少なくなって尿の量が減り、水分が体内に貯留してくると、足の甲やすねのあたりがむくんだり、体重が1週間で2~3キロ増加したりします。
心不全 どんな人がなる?
心不全は高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病、喫煙習慣、心臓弁膜症や心筋梗塞などの心臓疾患を持っている人が予備軍になります。 症状は早歩きや階段を上った際の息切れの悪化、足のむくみ、夜横になって寝ていると息苦しくなる、などが典型的です。
