長期間にわたり高血糖が続く状態は「糖尿病」といい,糖尿が出るだけでなく,血中. の過剰なグルコースがタンパク質と結合してしまい,やがて神経や血管を傷つけてし. まう .
血糖濃度の調節 どこ?
すい臓のランゲルハンス島のB細胞が、直接血糖値の上昇を感知し、グルコースの貯蔵や脂肪への転換を促進するインスリンを分泌することで、血糖値を下げます。
血糖はどのように調節されているか?
血糖値は細胞の取り込む量と血中への供給量のバランスによって決められる。 この調節はランゲルハンス島のインスリン、グルカゴン、副腎髄質のアドレナリン などのホルモン性調節による。 血糖値に関与する器官として肝臓、筋肉、脂 肪組織がある。
血糖値とはなにか?
血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。 食事中の炭水化物などが消化吸収されブドウ糖となり血液に入ります。 このため血糖値は健康な人でも食前と食後で変化します。
肝臓において血液のグルコース濃度はどのように調節されるか?
血液中のグルコースを血糖と呼び,血液中のグルコースの濃度のことを「血 糖値」という。 ... インスリンは全身の細胞にグルコースを吸収させ,肝臓ではグルコースから「グ リコーゲン」という多糖類の合成を促して肝臓の細胞内に貯蔵させ,また脂肪細胞にグル コースから脂肪に変換させて貯めることで血糖値を低下させる。