褐藻類の仲間であるわかめは、深さ3~10メートルほどの、やや深い海の中の岩の上に付着して生育しています。
わかめ どこの国?
わかめ養殖の歴史(1) わかめは日本古来の食べ物ですがその養殖が始まったのはかなり新しく、1938年頃と考えられます。 記録に残っている最初の養殖試験地は日本ではなく、なんと中国でした。 1932年に日本軍が関わって、満州国が成立し、大連に関東州水産試験場ができました。
わかめ はどうやって増える?
受精した卵は、雌の体についたまま細胞分裂をくり返します。 こうして秋から翌年の春にかけ成長するのです。 秋になり、ワカメの雄株の精子が雌株の卵に向かって泳ぎ受精します。 遊走子が海底の岩などに付着して芽を出すなど、ワカメの生活の様子を観察します。
わかめ 何科?
AlariaceaeУндария перистая / 科
ワカメ 外来種 なぜ?
ワカメは繁殖力が強く、ワカメ1本から数億の胞子を放出する。 また、どんな場所でも生きられる生命力を持っている。 今までになかった場所に繁殖するとその周辺の生態系を壊してしまう。 海藻の世界的な分布に大きな変化が出たことで、ワカメは他の国にとっては危険な外来種とみなされている。