ウエルシュ菌(Clostridium perfringens) 人や動物の腸管、土壌、水中など自然界に広く分布し、ボツリヌスと同じ酸素を嫌う嫌気性菌です。 健康な人の便からも検出され、その保菌率は食生活や生活環境によって異なり、また年齢による差も認められ、青壮年よりも高齢者のほうが高い傾向があります。
ウェルシュ菌 何類?
ウエルシュ菌は、偏性嫌気性の芽胞形成菌であるクロストリジウム(Clostridium)属の一菌種で、長さ3〜9μm、幅0.9〜1.3μmで、非運動性、グラム陽性の大桿菌である(写真)。 本菌は産生する主要毒素(α、β、ε、ι)の種類によって、A、B、C、D、Eの5つに分類される。
ウェルシュ菌はどこにいる?
1. ウエルシュ菌の特徴 ウエルシュ菌は、ヒトや動物の大腸内常在菌で、下水、河川、土壌等、自然界にも広く分布しています。 食中毒の原因となるウエルシュ菌は、100℃で1~6時間の加熱にも耐える熱に強い芽胞を作り、大鍋・大釜での加熱調理の際でもなかなか死滅しません。
ウェルシュ菌 何個?
ウエルシュ菌による食中毒は、生きているウエルシュ菌を1千万-1億個より多く摂取しないと発病しないと考えられています。
ウェルシュ菌 どうすれば?
加熱調理後2時間以上室温に放置しないこと。 前日調理を禁止すること。 ただし、食品中で増殖したウェルシュ菌は一般に食品のpHが低くなってきており、芽胞型ではなく増殖型で生存しています。 栄養型は熱に弱いことから、喫食前に再加熱(沸騰させること)することによりウェルシュ菌(増殖型)を死滅させることができます。
