土器(どき)は、おもに煮炊(にた)きをする鍋(なべ)や、食べ物を入れておく食器(しょっき)として使われました。 ほかにも、物を入れて運(はこ)んだり、保管(ほかん)したりするときにも使われたことでしょう。
縄文土器は何のために使われたか?
縄文土器の使用用途には食料資源の調理・加工や盛り付け、祭祀目的が考えられている。 縄文土器のうち深鉢などには煮沸痕を有するものがあることから、食料を煮る(煮沸)ため、あるいは貯蔵するために用いられたと考えられる。
弥生土器は何に使われていた?
弥生時代には食料を自然の恵みだけに頼るのではなく、稲作によって自ら作り出すことができるようになった。 この稲作にともなってもたらされたのが弥生土器である。 ... 貯蔵用の壺、煮沸用の甕、食べ物を盛るための高坏や鉢。 人々は、これらを組み合わせて使用した。
土器の発明は人々に何をもたらしたか?
粘土から水の漏れない容器を作り出した土器は、人類が初めて手にした化学変化の産物である。 食料を煮炊きし、貯蔵することができるようになり、さらに土偶などと共に文様装飾を施すなど芸術性を発露させ、人類文化の発展を導いた。 土器の発明というイベントがもつ歴史的意義は、この十数年間の考古学的発見により、大きく変わってきた。
