透析の患者さんでは、特にミネラル(リン・カルシウム)の代謝バランスが崩れやすく、その結果生じる血管の石灰化が多くみられます(図)。 その原因として特に重要と考えられているのが、血清のリンの値です。 3 июн. 2016 г.
透析 カルシウムなぜ?
また、透析患者さんでは腎臓でつくられる活性型ビタミンD3(血液中のカルシウムを増加させる働きがある)が産生されなくなるため、血液中のカルシウムが低下してしまいます。 さらに、体内にリンがたまると、カルシウムはリンと結合するために血液中のカルシウム量はますます低下して「低カルシウム血症」になります。
冠動脈 石灰化 なぜ?
動脈硬化などにより血管を狭くしたり・詰まらせたりする原因となるプラークと呼ばれるものは、最初はコレステロールが主成分なのですが、時間とともにカルシウムを主成分とする石灰に変化していきます。 この石灰に変化した状態を冠動脈石灰化とよび、動脈硬化が比較的進行した場合にみられます。
なぜ石灰化するのか?
石灰化は、高血圧などにより中膜の平滑筋や線維にカルシウムが沈着して硬くなることで起こります。 血管の石灰化が進行すると、血管が伸び縮みしにくくなってしなやかさがなくなり、血流によるダメージを受けやすくなります。 石灰化はアテローム動脈硬化が起きていない場所にも起こります。
腎臓 石灰化 なぜ?
それは「腎石灰化症」と呼ばれる疾患に伴う場合です。 副甲状腺機能亢進症やサルコイドーシス、遠位尿細管アシドーシスといった聞き慣れない名前の病気が原因となって、血液中や尿中のカルシウムが異常に高くなる状態が続くと、腎臓の髄質という部位で広範囲に石灰化が起こってしまいます。
