平均的な日本人より多いトランス脂肪酸摂取量を基にした諸外国の研究結果によると、トランス脂肪酸の過剰摂取により、心筋梗塞などの冠動脈疾患が増加する可能性が高いとされています。 また、肥満やアレルギー性疾患についても関連が認められていますが、糖尿病、がん、胆石、脳卒中、認知症などについての関連は分かっていません。
トランス脂肪酸 取るとどうなる?
トランス脂肪酸のとりすぎによる健康への影響 トランス脂肪酸を多くとると、血液中のLDLコレステロールが増加し、HDLコレステロールが減少することが示されています。 トランス脂肪酸を多くとりつづけると、冠動脈性心疾患のリスクを高めることも示されています。
トランス脂肪酸のメリットは?
トランス脂肪酸は食べるメリットなし 硬化処理によって、油の酸化による劣化や温度変化による食品の変質を防ぐことができます。 また硬化油は工業的に使いやすく、サクサクとした食感などを生み出すメリットがあり、多くの加工食品に使われています。
トランス脂肪酸 なぜ体に悪い?
トランス脂肪酸は善玉(HDL)コレステロールを減らし、悪玉(LDL)コレステロールを増やすため、それ以外の脂肪酸とのバランスを欠いて多く摂取した場合は、心臓疾患などのリスクが高まると言われています。 これが「トランス脂肪酸が体に悪い」と言われる理由です。
トランス脂肪酸 なぜ規制されない?
各国で対策が進むなか、日本ではこれまでのところ規制や表示の義務はない。 その理由は日本人のトランス脂肪酸摂取量が諸外国と比べて少ないことにある。 食品安全委員会が行った調査(2006、2010年)によると、日本人の1日あたりの平均的なトランス脂肪酸摂取量は平均0.7グラム。
