ご質問の銅鐸は、吉野ヶ里遺跡と同じ弥生時代に近畿地方を中心に作られた青銅(銅にスズを加えた合金)製の祭りの道具です。 銅鐸の起源については、中国で作られ始め、朝鮮半島に伝えられた銅の鈴であろうといわれています。 18 дек. 2013 г.
銅鐸は何でできている?
銅鐸は銅と錫(すず)の合金「青銅」で造られ、これに少量の鉛(なまり)が含まれています。
銅鐸が作られたのは何時代?
いいえ、2000年前の歴史を紐解く手がかりです。 約2000年以上前の大昔、弥生時代(紀元前5世紀~紀元後3世紀)に作られた青銅器注)で、高さ20cm~140cmの釣鐘型のベルです。 弥生時代の人びとが、農作物の五穀豊穣を願うお祭りの道具として、使っていたと考えられています。
青銅器は何でできている?
青銅器せいどうき 青銅でつくられた容器、楽器、利器、鏡、車馬具などを広くさす。 厳密には銅に対して10%前後のスズを含む合金を青銅という。 考古学的遺物としての青銅器は、厳密な意味での青銅だけでなく、鉛、ヒ素、アンチモン、ニッケルなどの金属が含有されている場合が多く、これらをも含めて一般に青銅器と称している。
銅鐸の名称は?
名称 語源となった「鐸」は古代中国大陸において用いられた柄付きの青銅器の楽器である。 鐸は柄を持ちもう一方の手にもった打器で鐸を打ち鳴らして音をだしていた。 銅鐸は銅製で鐸のような形をしているので「銅鐸」と名付けられたが、銅鐸のように吊るして使用されるものは本来は「鐘」と呼ばれる。