二次性鉄過剰症は、鉄剤を過剰に多く摂取した場合、大量の輸血を受けた場合、赤血球を効率よく作り出すことができない疾患がある場合に、体内に鉄が蓄積することにより発生します。 脱力感や疲労感がしばしばみられます。 血液検査で鉄の量を測定することにより診断されます。
鉄分過剰の原因は?
鉄過剰症(ヘモクロマトーシス)とは、体内に鉄が過剰にたまり、疲れやすさや肝障害、関節の痛みなどあらゆる症状が出ることを指します。 主に輸血依存で起こるといわれていますが、遺伝的に鉄代謝がうまくいかず鉄が体内にたまりやすくなってしまう場合もあります。
鉄分が多いとどうなる?
鉄分を過剰摂取すると、便秘、吐き気、嘔吐といった胃腸の障害のほか、体内に鉄が過剰にたまりさまざまな症状が現れる鉄沈着症などの悪影響が生じます。 基本的に不足しがちだといわれている鉄分ですが、1日当たりの耐容上限量(これ以上摂らない方がいい量)は以下のとおりです。
鉄の過剰摂取の症状は?
第1期(過剰摂取後6時間以内):嘔吐、吐血、下痢、腹痛、易刺激性、眠気などの症状が現れます。 中毒が非常に重篤な場合は、呼吸や心拍が速くなり、昏睡、意識消失、けいれん発作、低血圧が起こることがあります。 第2期(過剰摂取後6~48時間):患者の状態が改善したようにみえます。
鉄過剰症 どのくらい?
血清フェリチン値、トランスフェリン飽和度が上昇していると、鉄過剰状態が疑われます。 特に炎症反応がないにもかかわらず血清フェリチン値が500ng/mL以上と高値の場合は注意が必要です。 トランスフェリン飽和度が40%以上になると、鉄過剰状態が疑われます。
