サナダムシとは、条虫と呼ばれる寄生虫のことを指します。 サナダムシとはさまざまな種類の条虫を包括した総称であり、実際には日本海裂頭条虫、無鉤条虫、有鉤条虫、アジア条虫など多くの条虫が含まれています。
サナダムシ 何類?
サナダムシ(真田虫、条虫、絛虫)はテニア科や裂頭条虫科の扁形動物の総称。 成体はすべて人体の消化管中で生息する寄生虫である。
サナダムシ どうすれば?
医療機関での治療には、サナダムシを駆除する内服薬を使用します。 なお、内服薬は成虫を死滅させる作用はありますが、成虫が産んだ卵には働きかけません。 卵が便から排出されてしまえばいいのですが、口から取り込むと再び感染してしまいます。 そのため、治療中は排便後の手洗いを徹底して、卵の侵入を防ぐ必要があります。
ぎょう虫 は何科?
「サナダムシがいるかも…」と疑うときは、内科・消化器内科を受診しましょう。
ぎょう虫がいるとどうなるか?
ぎょう虫はヒトにしか寄生しません。 感染しても、少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状です。 しかし、多数になると下痢や腹痛等をきたす事があります。 また、子供の場合、肛門周囲の掻痒感(かゆみ)のために、寝不足になったり、夜泣き、注意力散漫、肛門周囲をかくことによる皮膚炎などを起こす事があります。