何度も稲作を続けると、この粘土層が強固になり水を溜める機能も高まります。 この粘土層は焼物の材料になるくらい良質なものです。 そして、水田のまわりは畔(あぜ)という小さな土手で囲ってあります。 これで水が溜まるようになっています。
田んぼの水はどこからくるのか?
①田んぼの水は川から取り入れて、用水路や排水 路などを通ってまた川に戻るんだね。
田んぼの水はいつ抜く?
【種まきから145日目頃】 落水とは、田んぼの水を抜くことです。 出穂(しゅっすい)してから約30日後、稲刈りの約10日前を目安に行います。 水を落として、稲を乾かすことにより登熟(とうじゅく)を完了させます。 また、土を乾かすことにより、コンバインの走行性の安定など、稲刈りの作業がスムーズに行えるようにします。
田んぼの水量は?
夏のいちばん暑い日、10アールの田んぼの稲は約6.5トンの水を吸います。 これを1株(かぶ)の稲になおして計算すると約300gになります。 なお、稲は一生の間に10アール当たり400トン、1株当たり約20kgの水を吸います。
田んぼの水の引き方は?
高い場所に溜め池を作り、高い場所の田んぼから低い場所の田んぼへ、順次水を流す方法が一般的です。 溜め池の水門を開くと、開渠(かいきょ=上部を開け放した水路)をスタート地点として、水が水路を走ります。 地域のすべての田んぼに水を引くことができるようになっています。 低い場所の田んぼ近くにも、小さな溜め池が作られています。
