糖尿病では血糖値を上げる力も不足している しかし糖尿病では、インスリンの分泌能力と同様に、拮抗ホルモンの分泌能力も低下していることが多いので、これができません。 低血糖は、薬や注射で補ったインスリンの量が、からだのインスリン必要量を上回ったときに起こります。
低血糖になるのはなぜ?
重症低血糖が起こる原因は、「食事の量(または炭水化物の量)が少ない」、「食事の時間の遅れ」、「薬の種類や量の誤り」、「シックデイ※1」 、「アルコールの飲みすぎ」などが大半を占めています。
低血糖 危険 なぜ?
低血糖があることによって、不整脈、狭心症、心筋梗塞などの病気が誘発される、あるいは悪化することが報告されています。 低血糖により、認知機能が低下することが報告されています。 血糖値を記録し、低血糖になりやすい時間や原因を把握することで、次の低血糖を予防することができます。
無自覚性低血糖 なぜ?
無自覚性低血糖が起きる原因は二つあります。 一つはQ.583でお話ししたように、合併症の神経障害が原因となる場合です。 もう一つは、中等度〜重度の低血糖の低血糖を起した場合です。 中等度〜重度の低血糖を経験すると、低血糖の自律神経症状が現れにくくなって、いきなり中枢神経症状が現れることがあります。
低血糖を起こすとどうなる?
低血糖は、血糖値が正常の範囲よりも低下した時や乱高下した時に起こります。 はじめは倦怠感や手のふるえ、冷や汗などの自律神経症状があらわれ、重症化すると意識消失や昏睡を起こし命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。
