動脈硬化がさらに進んで、足先などの細い血管が完全に詰まってしまうと、そこから先の部分の組織が死んで、潰瘍や壊疽を起こします。 「糖尿病による足病変は、神経障害を合併している患者さんに多く見られますが、そこに動脈硬化による血流障害が加わると、より重症化しやすくなるので要注意」と大浦先生は指摘します。
糖尿病 足 壊疽 なぜ?
糖尿病足病変が形成されるメカニズム 一方、高血糖状態は、身体の抵抗力を低下させ、細菌感染が起こりやすくなります。 このような障害を有する足に、外傷、靴ずれ、低温やけどなどによりキズが出来ると潰瘍や壊疽へと進むことがあり、注意が必要です。
糖尿病 壊疽 切断 なぜ?
足が壊疽になり、その範囲が足首を越えた時は、踵を救えませんので、切断となります。 壊疽が感染して、感染が足首を越えた時も、バイパスができず、感染も抑制できないことが多いので膝下切断になります。
糖尿病になると足はどうなる?
糖尿病になると、その合併症として、しびれや痛みや感覚が鈍くなる神経障害と、足への血の流れが悪くなる末梢血流障害が起こりやすくなります。 神経障害が進行してしまうと、感覚が鈍くなるため小さな傷をつくりやすく、また小さな傷に気付かずに大きな傷になって初めて気付くということがあります。
糖尿病患者はなぜ褥瘡になりやすいのか?
床ずれ(褥瘡)になりやすいというよりも、一度できた床ずれが治りにくいのでしょう。 その理由は、血糖値が良くコントロールされていないと皮膚の代謝が良くないこと、末梢の循環血液量が減少しているために傷の治癒に時間がかかるといったことの影響が考えられます。
