長い間血糖値を高いままにしておくと、全身の血管がもろく、そして詰まりやすくなります。 そのため血液が適切に供給されなくなり、全身のさまざまな臓器に障害がおこります。 これを糖尿病の慢性合併症とよんでいます。 慢性合併症には、細い血管におこる合併症(細小血管障害)と、太い血管におこる合併症(大血管障害)があります。
糖尿病を放っておくとどうなる?
高血糖の状態が長い期間にわたって続くと、体の細い血管が障害されて血流が悪くなり、とくに細い血管が集中している場所に合併症が起こります。 眼、腎臓、神経系で合併しやすく網膜症、腎症、神経障害があります。
糖尿病 末期 どうなる?
しかし、末期になると尿が出にくくなり、老廃物が体にたまって尿毒症になり、最後には血液透析が必要になります。 糖尿病性神経症は、まず足の知覚神経の具合が悪くなり、しびれや痛みが起こります。 ひどくなると痛みが感じなくなり、足に潰瘍を作ったりします。 なかなか良くならない場合は足を切断しなければならない時もあります。
糖尿病 何人に一人?
日本では、成人の6人に1人が糖尿病あるいはその予備軍ということです。 平成30年国民健康・栄養調査では、糖尿病の方の割合は男性18.7%、女性9.3%で、年齢が上がるとともに男女ともに有病者が増える傾向が続いています。
糖尿病が悪くなるとどうなりますか?
血糖値が高いと細い血管ばかりか太い血管の障害「動脈硬化」も起こります。 その結果として、狭心症や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞や脳出血などの脳卒中が起こりやすくなります。 また足の動脈硬化から歩行困難になったり、壊疽(組織が腐ってしまうこと)が起きたりもします。
糖尿病合併症は何年ぐらいで発症するんですか?
慢性合併症は血管の病気です 糖尿病の慢性合併症は、数年から数十年の経過でゆっくり生じてきます。 かなり進行するまで症状が出ないこともあり、気が付かないうちに合併症が進むと、時として命にかかわる重い状態となることもあります。
糖尿病 いつまで生きる?
糖尿病患者の平均死亡時年齢は男性71.4歳、女性75.1歳。 前回の1991〜2000年に比べ、男性で3.4歳、女性で3.5歳延びた。 1971〜80年の調査時と比べると、男性で8.3歳、女性で10.2歳延長しており、日本の糖尿病患者の寿命が着実に伸びていることが示された。
